ホーム / うんちく / 【データトラブル予防策―5】 MacBookのセキュリティーについて

【データトラブル予防策―5】 MacBookのセキュリティーについて

データトラブル予防策―5

MacBookのセキュリティーについて
(上書きは1回で十分)

Appleサポートの公式サイトでは、
OS X:ディスクユーティリティの空き領域消去機能について
https://support.apple.com/ja-jp/HT201949

で、次の様に説明しています。

OS X のディスクユーティリティには、ハードドライブの空き領域を確実に消去する機能が含まれています。これにより、削除したファイルが復元される可能性を減らすことができます。

この機能には、安全性/確実性レベルの異なる複数の消去オプションがあります。
「データをゼロ消去」オプション
高速で優れた情報漏えい防止性を提供します。ディスクの未使用領域に 0 を 1 回だけ書き込みます。これはもっとも高速な空き領域消去オプションです。

「7 回消去」オプション
ディスクの未使用領域にデータを 7 回書き込みます。これによりディスクのデータをきわめて確実に消去できます。ただし「データをゼロ消去」オプションの 7 倍の時間がかかります。
高度な情報:「7 回消去」オプションは DoD 5220.22-M 仕様に準拠しています。この仕様では 3 回の消去となっていますが、ディスクユーティリティは 7 回の消去を行います。この仕様の詳細についてはこちらを参照してください。
===以下省略===

これって、本当に信頼して良いもでしょうか。

DD-RESCUEより

Appleはいつまで DoD 5220.22-M 仕様(米国国防総省仕様)や複数回の上書きにこだわるのだろうか。米国の最新の規格(NIST:National Institute of Standards and Technology:アメリカ国立標準技術研究所発行のNIST SP800-88)では、2001 年以降に製造された15GB 以上のATA ディスクについては上書き抹消を行う場合の上書き回数は1 回で十分であると公表しているのだ。
 この公表は、カリフォルニア大学の研究機関Center for Magnetic Recording Researchが2007年に発表した論文に準じたもので、大規模掲示板などにも出てくる「磁気力顕微鏡」のような設備の使用を前提とした「研究所レベルの作業を行ったとしても」とも書かれている。そして、色々と調査をしてみると、その他の米国内の公式な情報セキュリティーに関する規定類も、改訂されるに従って、上書き回数は3回から1回に訂正されているのだ。

Share
迷ったらまずはDD‑RESCUEにお問い合わせください。

障害が発生するとどうしても慌ててしまい、最初に検索してヒットした復旧業者に
依頼をして、高額請求されてしまうケースも少なくありません。
まずは冷静な判断が必要です。問い合わせも5~6社に問い合わせすることをお勧めいたします。
そうすることで、気持ちも落ち着きますので、その上でご判断いただければ幸いです。

お電話でのお問い合わせ

03-6206-0470
Contact form

フォームからお問い合わせ

お問い合わせする

データ復旧に関する
ご相談などは
お気軽にご連絡ください。

Estimation Simulator

お見積もり

お問い合わせする

料金のお見積もりに関しては
こちらからご連絡ください。