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CrystalDiskInfo(S.M.A.R.T.)で何が分かる?

2ちゃんねるネタ


【HDD】ハードディスク復旧センター10
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/hard/1392680285/930

930 :不明なデバイスさん:2016/02/27(土) 13:50:36.81 ID:q/6srkq9
すいません、質問です

USB変換ケーブルで外付けしてるHDDで「パラメータが間違っています。」というメッセージが出て中のデータが見られなくなりました
型番はTOSHIBA MD03ACA200です

「ディスクの管理」では正常と表示されていますが
「ファイルシステム」の項目で他のHDDは「NTFS」なのに問題のHDDは空白になっています
結構使っているにもかかわらず「空き領域」100%と表示されています

CrystalDiskInfoで以下の項目に黄色(注意)の表示

ID Cur Wor Thr RawValues(6) Attribute Name

05 100 100 _50 0000000001FB 代替処理済のセクタ数
C5 100 100 __0 000000002604 代替処理保留中のセクタ数
C6 __1 __1 __0 0000000000FF 回復不可能セクタ数

「パラメータが間違っています」でググるとMBRがおかしくなっている可能性が高いということで
TestDiskでAnalyseしてみましたが状態は変わりません

論理か物理かもわからないのですが、思い当たる原因としてはUSBケーブルを足に引っ掛けて抜いてしまったことが何度かあります
中のデータを自力で救出できないでしょうか?

DDRescue より

CrystalDiskInfoは、HDDのS.M.A.R.T.の情報を読み出すためのツールです。

HDDの障害の早期発見・故障予測を目的とした機能の情報を読み出すためのツールです。

一方、「パラメータが間違っています」というメッセージは、S.M.A.R.T.とは一切関係なく、HDDの記憶容量などの物理的な情報と、MBR上に書き込まれているHDDの使われ方(区画の構成情報など)が一致していないことを示すメッセージです。ですから、

一方、「パラメータが間違っています」というメッセージは、S.M.A.R.T.とは一切関係なく、HDDの記憶容量などの物理的な情報と、MBR上に書き込まれているHDDの使われ方(区画の構成情報など)が一致していないことを示すメッセージです。ですから、

「ディスクの管理」では正常と表示されていますが
「ファイルシステム」の項目で他のHDDは「NTFS」なのに問題のHDDは空白になっています
結構使っているにもかかわらず「空き領域」100%と表示されています

からも、MBRが完全に壊れてしまっていることが分かるので、本来はCrystalDiskInfoを使って、S.M.A.R.T.情報を読み出す必要性は全く無く、S.M.A.R.T.情報の規格は存在しないので、HDDメーカや型番によって同一の表示がされていても、実際の数字(件数)が同一である保証も無い。但し、今回の場合は、「代替処理セクタ数」、「代替処理保留中のセクタ数」、「回復不可能セクタ数」に結構大きな数値が表示されていることと、

思い当たる原因としてはUSBケーブルを足に引っ掛けて抜いてしまったことが何度かあります

から、「USBケーブルを足に引っ掛けて抜いてしまった」だけでなく、「ひっくり返したり、倒した」ことによって、ヘッドクラッシュを誘発し、運悪くそのクラッシュを起こした場所がMBRの書き込まれているセクタであったことが推測される。

このために、本来はMBRの修復をすることの出来る、TestDiskであっても、クラッシュしている場所に何を何回書き込んでも状態は変えることはできないので、物理障害となっていることは明白なのだ。

この状態からのデータの救出は、
① クラッシュが起きていることは確実なので、色々いじくりまわさずにクローンを作ること。
② 運が良ければ、クローンをTestDiskでAnalyseすることで、MBRが修復できる。
③ MBRの修復ができない場合でも、運よくMFTが生きていれば、データ復旧ソフトで復旧ができる。
と、進めて行く事になる。

但し、「回復不可能セクタ」が存在するので、復旧ソフトで復旧することができたファイルでも正常である保証は無いことを忘れてはいけない。

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