ホーム / うんちく / 【データ復旧ABC -1】 論理障害と物理障害

最も基本的でありながら、よく理解されていないところを解説【論理障害と物理障害】

日本データ復旧協会の解説。http://www.draj.jp/category/term/ よりコピペ。

論理障害(ろんりしょうがい)
ファイルの誤削除や誤フォーマット等によってファイルのアクセスに支障がある場合を指します。
HDDには物理的な障害がなくても、ファイルシステムの障害でファイルにアクセスできなかったり、OSが起動しなかったりする事をさします。

物理障害(ぶつりしょうがい)
メディアが電気的、機械的に故障している場合のことです。システムが認識しない場合、異音が発生したり、ファイルへのアクセスが異常に遅かったり出来ない場合等を指します。
この場合、データ復旧を行うためには、破損している部分を修復したり、特殊な設備を使用しなければなりませんので、時間も掛かってしまいます。

DD-RESCUE 的な書き方をしますと

物理障害との切り分け方を説明します。

論理障害とは、
デュプリケータやDDコマンドなどを使って、エラーの発生が検出されることなく、簡単にクローンが作成できるが、OSからアクセスしようとした時に何らかの問題があって、ファイルにアクセスが出来ない、文字化けする、OSが起動できない、などの障害が発生する場合。

物理障害とは、
デュプリケータやDDコマンドでクローンを作成しようとすると、リードエラーなどのバッドセクタが多数検出された場合も含め、HDDの動作上に何らかの不具合が存在する場合。

だから、「物理障害は部品交換が必要とは限らない」。

極端な例としては、
通常では認識できない不安定なHDDも、復旧専門業者御用達のPC-3000等の機器で必要なデータをピンポイントで回収できるような場合も、判定としては物理障害になってしまうことも珍しくないのです。

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迷ったらまずはDD‑RESCUEにお問い合わせください。

障害が発生するとどうしても慌ててしまい、最初に検索してヒットした復旧業者に
依頼をして、高額請求されてしまうケースも少なくありません。
まずは冷静な判断が必要です。問い合わせも5~6社に問い合わせすることをお勧めいたします。
そうすることで、気持ちも落ち着きますので、その上でご判断いただければ幸いです。

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