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【データ復旧ABC -17】 データ復旧ソフトの使い方

最も基本的でありながら、よく理解されていないところを解説。


データ復旧ソフトの使い方(うっかりファイルを削除してしまった時)

 間違えてHDD上の必要なファイルを削除してしまった時に、すぐにデータ復旧用のフリーソフトや有償ソフトのトライアル版などを、そのパソコンにダウンロードして試してみても復旧できなかった経験をして、「このソフトは使えない!」などと思った人もいるのではないでしょうか。


DD-RESCUEより

それって、本当はソフトのせいではなく、使い方が間違っていたのかもしれません。

※「データ復旧ソフト」の正しい使い方」
1.誤って削除した場合はすぐにパソコンを強制終了する。
正規の動作で終了させる場合、パソコンの動作履歴などのレジストリファイルを更新するので、その時に作成される「ログファイル」がとどめを刺すこともあります。また、電源ON状態で放置した場合でも自動的に「スタンバイ状態」となり「その時の状況を記録する、一時ファイル」を作ったりするので、とどめを刺される可能性がある。

2.データ復旧ソフトは、別のパソコンを使ってダウンロードやインストールを行い、削除したファイルが書きこまれていたHDDが「増設」扱いとなるような状態で使う。

削除したファイルのデータが書きこまれていた部分(セクタ)にダウンロードしたり、インストールしたデータが書きこまれてしまう事があるので、その作業がとどめを刺したのかもしれません。また、データ復旧ソフトを探すためにインターネットで検索したりすると、閲覧したサイトのキャッシュファイルを自動的に作成するので、それがとどめを刺すこともあります。

(データ復旧ソフトが、CDブート可能となっていて、パソコンにインストールされているOSではなく、データ復旧ソフトの書きこまれているCD-ROM上のLINUXなどでブート可能な場合は、内蔵HDDが自動的に「増設」扱いになる)

3.復旧ファイルは、元のHDDではなく、別のドライブに書き出す。
復旧ファイルが、これから復旧しようとしている元データの書かれているセクタを上書きしてしまう事もあります。

※HDDとSSDは違います。
SSDの場合はHDDと異なり、ファイル削除と同時に「TRIM」コマンドが実行されるために、誤削除であっても短時間で、データは完全消去されてしまい復旧不可能となってしまう場合が多いので、HDDと違い削除ファイルの復旧はSSDでは不可能と考えることが必要です。