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【データトラブル予防策―3】 6TB以上のHDDの使用は避けよう-1

データトラブル予防策―3
データを失わないように予防するためのヒント

6TB以上のHDDの使用は避けよう。
HDDの容量増加速度は非常に早く、平均すると年率1.4倍に達する。最も激しかったのは2000年代の前半で、年率2倍くらいであった。しかし、4TBに到達してから増加速度が低下した。そして、ヘリウム充填であるとか、瓦記録方式などのような新技術の導入によって、最新やっと10TBまで到達した。

DD-RESCUEより

昔の話をすると、古い人間とか、じじいとか言われそうだが、2006、7年頃にデータ復旧業界にとって大変な変動が有ったことを、正確に、何が原因でそうなったのかを分析し理解している人はほとんどいないだろう。

実はそれまで順調に伸びてきたデータ復旧の業界の売り上げが、急激に、まるでバブルがはじける様に低下したのだ。その低下率は件数で前年比約-30%。日本だけでなく世界中で一斉に同じような状況になった。そして、客の奪い合いが発生し、当然価格破壊が起こった。だから、それ以前のWeb上の記事と現在の記事で比較してみると、データ復旧費用が激減していることが分かると思う。

この、データ復旧のバブル崩壊の原因は、実は、垂直磁気記録方式のHDDであったことは、現在でもほとんど知られていない。垂直磁気記録の導入は、水平磁気記録が限界に達し、その壁を乗り越えるために行われたのであるが、某ヘッドメーカの工場の不良率も、水平から垂直になったときに、同じように約30%低下したことが記録に残っていた。

これと同じように、垂直磁化の限界もプラッタ1枚当たり1TBで、4枚プラッタで4TBまでが安心して製造できる限界なのだ。