DDRescue より

データ復旧にかかわる法律としては、著作権法、個人情報保護法、児ポ法が代表的なもの。法律では、取り扱っているデータの内容を知らなければ、これらの法律に抵触することにはならないが、内容を知ったうえで取り扱うと法律に抵触する。例え児童ポルノの検出を目的としていても、データの内容の確認作業を日常的にするのであれば、その作業を行うことによって、違法コピーしたミュージックファイルやソフトウェアの検出も行い、データ復旧業者として法に抵触していないことを証明する必要が発生してしまうが、現実的にすべてのファイルの内容をそこまで詳しく調べることは現実的にできるものではない。

 データ復旧業者が、法に触れないことを守るためには、データ復旧の対象となるファイルが、データ復旧依頼者が正当な権利を持って所有、または管理しているものであることを依頼者に保証してもらう必要があるのだ。だから、その内容を書いた復旧依頼書に署名して捺印することを要求するのだ。

 例えデータ復旧協会に所属している大手であっても、捜査権を持たないデータ復旧業者には、DBの提供を受けてもデータ照合を行う権利はないし、確かな疑いのないデータの内容を確認する行為を行うことは、令状を持たない警察官と同じように事前に協力要請をしないと違法行為となってしまうのだ。